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三章  呪いの代償  9


 ルーファスが部屋を出ていってから、泣き疲れ、ぐったりとしたセラは、広々とした寝台でたった一人、うとうとと浅い眠りについていた。
 流した涙と、悲しみによって弱った体は眠りを、休息を必要としている。
 しかし、さっき見てしまったリーザの亡骸のことを、到底、安らかとは言えない死に顔のことを思うと、セラはとてもではないが、深く眠ることが出来なかった。
 うとうと浅く眠り、深い眠りの世界に旅立とうとする瞬間、リーザの無惨な亡骸、蝋のように真っ白な、生気のない顔と、目玉が抜け落ち、眼窩がさらされた片目、無惨に食い千切られた腕、川から引き上げられたせいで、リーザの体からはピチャ、ピチャン、と水がしたたっていた……
 目をつぶり、浅い眠りから深く眠ろうとするたび、さっき見たそのことが、セラの頭をよぎる。
 (リーザ……)
 そのたびに、セラはぎゅっと眉をひそめ、毛布を握りしめ、小さく震える。
 苦しかったろうし、辛かっただろう、彼女の……リーザの無念を思うと、今にも、その暗闇の中から助けてくれと、あるいは、こっちにおいで、と白い腕が伸びてきそうな気さえする。
 (リーザ……)
 夢と現実の境が薄れ、暗闇に真っ白な腕が浮かび上がるような、死者にこちらにおいでと、そう呼ばれるような……。
 ただの悪い夢だ。
 現実には、そんなことは起こっていないとわかっていても、リーザの死に顔は、白い腕の幻は、セラを苦しめた。
 ああ、ああ、胸が痛い。
 そんな状態で、深い眠りなど望めるはずもない。
 悪夢に引き込まれるとわかっていて、どこの誰が、安心して眠れるというのだろうか。
 しかし、それでも疲れ果てた心は、体は、眠りを欲する。
 貪欲なまでに、眠りを求める。
 セラもまた、例外ではない。
 眠りたいとも思わぬのに、体は勝手に眠りの世界に引き込まれ、ずるずると意識は暗い闇に沈んでいく。
 睡魔は、セラの抱える悪夢すら飲み込み、彼女を深い眠りの中へと、無理矢理に引きずり込んでいった。
 しばらくすると、丸くなって、何かにすがるように、毛布を握りしめたセラの唇からは、どこか苦しげな息遣いと、小さな寝息が聞こえてくる。
 寝返りを打ち、亜麻色の長い髪が、白いシーツに広がった。
 その青ざめた少女の頬を、つぅ……と、一筋の涙が伝う。
 もはや、苦しいのか悲しいのか、あるいは辛いのか怖いのかわからぬまま、セラの意識は眠りへと、深い闇の中へと落ちていき、しばしの間、その眠りの世界を彷徨った……。
「……ぅ」
 どれぐらいの時間、眠っていたのだろう。
 たぶん、そう長い時間ではない。
 コンコン、と控えめに扉を叩く音で、セラは目を覚ました。
 変な姿勢で眠ってしまったせいか、かすかに痛む体の節々を引きずりつつ、先程より、精神的には少し落ち着いたセラは、のそのそと寝台から身を起こし、くるまっていた毛布を寝台の端に寄せると、「……はい」と扉に向かって、かすれた、小さな声で答える。
 ……誰だろう?
 ルーファスかメリッサか、あるいはミカエルだろうか……?
 セラはそう思ったが、扉の外側からしたのは、低く、落ち着いた、男の声だった。
「失礼いたします。スティーブです。お加減は、いかがでしょうか?……旦那様に言われまして、薬湯の方をお持ちいたしました……お部屋に、入ってもよろしいでしょうか?奥方様」
 その声は、執事のスティーブのものだった。
 真面目そうな、ひどく堅い喋り方は、すでにセラにとっても慣れたものだ。
 ルーファスの父の代から、エドウィン公爵家に仕えているという謹厳実直を絵に描いたような老執事、スティーブは、いくらセラが普通の町娘のような、明るい、くだけた口調で喋ろうとも、また身分を気にしない態度を取ったとしても、いっそ頑ななまでに、執事と主人の奥方という、一線を引いた、堅苦しい態度を、決して崩そうとはしない。
 冷たいというわけではなく、きちんと執事としての己の分をわきまえ、それを守ろうとしているようだった。
 別段、セラに対して思うところはなく、それがスティーブの性格というか、執事としてのひとつの信念なのだろう。
 セラも割りと早くに、そんな執事の性格を理解したので、少し寂しいとは思いこそすれ、それを不満に思うことはなかった。
 部屋に入ってもよろしいですか、という執事の問いかけに、セラは扉越しに「どうぞ……」と答える。
「どうぞ……入って」
 寝台で半身を起こしたセラが、そう答えると、ゆっくりと扉が開いて、「失礼いたします」という言葉と共に、銀のトレーを手にした、執事のスティーブが部屋に入ってくる。
 銀のトレーの上には、乳白色の器、その中にはどろっとした濃い緑色の液体……
 ひどく不味そうなそれは、先程のスティーブの言葉から察するなら、おそらく薬湯だろう。
 普段のセラなら、その苦味を想像し、顔をひきつらせたかもしれないが、今の彼女にはそんな気力はなく、ただボンヤリとああ、薬湯だ……と思った。
 少しでも眠ったことで、気分的にはさっきよりやや落ち着いたとはいえ、当然のことながら、まだセラの体も心も、万全とは言い難い。
 そんな状態で、寝台の上でようやく半身を起こしたセラ、その青白い顔色に、銀のトレーを手にした執事は、表情には余り出さず、だが、心配そうな声音で尋ねる。
「失礼いたします。奥方様……お加減は、いかがですが?」
「ええ、もう大丈夫……」
 体調を案じるスティーブの言葉に、セラは努めて、心配をかけぬよう、平気そうな表情を作った。
 顔色の悪さはどうにもならないが、少し落ち着いた今、表情ぐらいは何とか、普段通りに取り繕える。
 辛い時も苦しい時も、出来るだけ、その感情を押さえて、平気な風に振る舞う。それは昔、どんなに辛くても苦しくても、泣くことが許されなかった時に身についた、半ば癖のようなものだった。
 自分のせいで、ルーファスやミカエル、メリッサやソフィー……そして、スティーブにも心配をかけてしまっていることに、セラの胸は痛んだ。
 屋敷の奥方とは名ばかりで、妻として何の役目も果たさず、誰にも言えぬ秘密を抱えた自分にも、屋敷の皆は……付き合い方は、人それぞれだが、皆、優しく、まるで家族のように接してくれる。
 それは、奇跡のような、自分の身には過ぎたることだとわかっていた。……どこまでも、重い罪を抱える自分には。だから、セラはせめて、屋敷の皆に、これ以上の迷惑をかけたくなかった。
 もう十分、過ぎるほど、優しくしてもらったのだから、と思う。
「……ありがとう。さっきよりは、大分、気分も良くなったわ。ルーファスや皆にも、心配をかけてしまって、ごめんなさい」
 スティーブは、もう大丈夫というセラの言葉を額面通りに受け止めたわけでも、また執事の目は節穴なわけでもなく、寝台の彼女の顔色の悪さを見逃したわけでもなかったが、執事として、出過ぎた真似をするべきではないというのが、彼なりの信念であるのだろう。
 メリッサやソフィーあたりなら、意識して、平気な風に振る舞うセラに、何か言ったかもしれないが、齢六十になる忠実な執事は、あえて何も言わなかった。
 しかし、言葉にはせねど、内心、弱音を吐けないセラを、少しばかり哀れに思ったかもしれない。
 スティーブは小さくため息をつくと、首を横に振り、
「いいえ、奥方様が私どもに心配をかけたなど、気になさらなくて結構でございます。気分が良くなられたからとお聞きして、安心いたしました……ただし、いくら体調が良くなられたといっても、しばらく安静になさるに越したことは、ございませんよ。奥方様」
と、幼い子供を諭す時のような、静かな、だが、反論を許さぬ声で言う。
「はい」
 祖父と孫娘ほども年の離れた、老執事の言葉に、セラは素直にうなずく。
 スティーブが心から、自分の身体を心配してくれているのだということが、伝わってきたからだ。
 職務に忠実な執事を絵に描いたような、他の使用人たちに厳しく、また己の仕事にはそれ以上に厳しい、この六十とは思えぬほどにシャンと背筋の伸びた老人が、主人であるルーファスを大事にし、また立場の弱い、身寄りのないミカエルのような屋敷の若い使用人が、何かと辛い思いをしないように、常に気を配るような人であることを、セラはメリッサから聞かされて知っていた。
 素直にうなずいたセラに、スティーブはとにかく、と続ける。
「とにかく、体調が良くなられたといっても、この薬湯はお飲みになってください。奥方様。この薬湯、少々、色と臭いがきついですが……代々、エドウィン公爵家に伝わる良薬でございますから、どうか、ご安心を」
「……あ、ありがとう。スティーブさん」
 そう言った執事の手には、乳白色の、薬湯が入った器があった。
 どろっとした濃緑の、ひどく苦そうな薬湯からは、思わず眉をひそめたくなるような、きつい臭いがしていたが、スティーブは眉ひとつ動かさず、その薬湯の入った器を、セラに手渡す。
 執事の手から、それを受け取ったセラは、その毒々しい濃緑の色合いと臭いに、本能的に眉をひそめたが、残念ながら、薬湯を飲まないという選択は、許されそうにない。
 薬湯の乳白色の器を手にしたまま、微動だにしないセラに、執事のスティーブは淡々と「奥方様。さぁ……」と、薬湯を飲むことを促す。
「……うん」
 そこまで言われては、飲まないわけにはいかない。
 せっかく持ってきてくれたのだから、それに感謝し、文句を言ってはいけないと己に言い聞かせ、セラは薬湯の器を持ち上げ、それをかたむけると、半ば無理矢理、出来るだけ、舌で味を感じないようにしながら、ぐぐぐ、と喉の奥に流し込んだ。
 ……思った通り、口の中には、この世のものとは思えない、強い苦味が広がる。
 思わず、吐き出したくなるのを必死にこらえ、セラはごくっ、と喉を鳴らし、なんとか薬湯を飲みきった。
「……っ」
 口の中に広がる、何とも言えない苦味に、セラが口もきけないでいると、執事はさもありなん、とうなずいた。
「かなり苦いでしょうが、昔から、良薬は口に苦しと申しますので、我慢なさってください。奥方様……ルーファス坊っちゃま、いえ、旦那様が小さい頃も、寝こまれた時には、よく、この薬湯をお出ししたものです」
「ごほっ、けほっ、けほんっ……そうなの?」
 どこか懐かしそうに言うスティーブに、ようやく口の中の苦味がやわらいできたセラは、口直しの水を手にしながら、……そうなの?と問う。
 こんなに苦い薬湯を、子供だったルーファスは、よく文句も言わずに飲めたものだ。
「ええ……」
 セラの問いかけに、老執事はそっと目を伏せ、なぜか痛みと後悔のまじる、辛そうな声で答えた。
「――もう、十年以上も昔のことでございます」
 そう言うと、スティーブは不思議そうな顔をするセラの手から、薬湯を入れていた乳白色の器を受け取り、それを銀のトレーにのせ、そばにあった水差しを、サッ、と新しいものに取り替える。
 毛布も、汗をかいただろうと、新しいものを。
 無駄口を叩かず、黙々と働く執事の動作は、病人を世話することに慣れた風で、無駄がなかった。
「……」
 静かだった。
 喋り声がなくなると、余計にそれを意識する。
 窓もカーテンを閉めきった部屋は、日没前とはいえ暗く、燭台の灯りだけが頼りでは、いささか心細い。
 その静けさを崩すように、あるいは沈黙に耐えかねたように、セラは唇を開いて、「あの……」とスティーブに話しかける。
「あの……スティーブさん」
 セラに声をかけられた老執事は顔を上げ、彼女の方に向き直り、何でしょうか、と返事をする。
「……はい?何でしょうか?奥方様」
 セラは小さく首を横に振り、それを言おうか言うまいか、わずかに迷うような素振りを見せた。
 その翠の瞳が、心の迷いを表すように、ゆらゆらと揺れている。
 しばしの沈黙の後、セラは「いえ……」と続けた。
「いえ、あたしの気のせいかもしれないんだけど、少し気になって……あの、聞いても?」
「……私のような者で、答えられることでしたら、何なりと」
 セラの問いかけに、執事は短く答えて、言葉の続きを待った。
「さっき……」
 ためらいがちに、セラは言う。
「さっき……ルーファスの様子が少し、いつもと違う感じだったけれど、何かあったの?」
 ただの気のせいかもしれないと思いつつも、セラはさっき見たルーファスの表情のことを、忘れることが出来なかった。
 さっき彼女と話していた時に、彼が一瞬だけ見せた、ひどく悲しげな、辛そうな表情を。
 普段、あまり感情を顔に出さないルーファスが、あの時、あの瞬間だけ、ひどく辛そうな表情を見せた。
『――何でもない』
 ルーファスはそう言ったけれど、セラにはそうは思えない。
 苦しげで、切なげで、まるで頼るもののない子供のような表情……
 いつも冷静で、どんな状況でも物怖じしない彼のあんな表情を見たのは、初めてだった。
 セラは思う。――あの時、ルーファスの蒼い瞳は、一体、誰を映していたのだろう?と。
 彼の前にはセラしかいないのに、ルーファスの瞳に、彼女は映っておらず、まるで他の誰かを、セラに重ねているようだった。
 ――どうして、あんな表情をしていたのだろう?
「……」
 セラの問いかけに、スティーブは目を伏せ、しばらくの間、何も答えなかった。
「あ、ごめんなさい……答えにくいことなら、別に……」
 もしかして、聞いてはいけないことだったのだろうかと思い、セラがそう言うと、執事、スティーブは「いいえ……」と首を横に振る。
「いいえ、そういうわけではないのです。きっと、旦那様は……」
「……きっと?」
「きっと、旦那様は……先代の奥方様のことを、リディア様のことを、思い出されただけでしょう」
 首をかしげるセラに、執事は深い、深いため息をつきながら、そう答えた。
 リディア……今は亡き公爵夫人、先代の妻であり、ルーファスの母親である女性の名を口にすることは、スティーブの胸にも、消えることのない後悔と、決して癒えることのない過去の傷を、思い起こさせることである。
「ええっと、先代の奥方様ってことは……つまり、ルーファスのお母様?」
 確認するセラの言葉に、スティーブは、ええ、とうなずく。
「ええ。先代の奥方様……リディア様は、あまり、お身体が丈夫な方ではなくて、十年ほど前に不幸な事故で亡くなられるまで、病気がちで、よく伏せっておられました……ちょうど、今の奥方様のように」
 きっと、旦那様はその時のことを思い出されたのでしょう。
 そう執事が続けると、セラはそうだったのかと、納得したような顔をした。
「お母様が……そうなんだ。今まで、ルーファスの口から、お母様のことを聞いたことがなかったから……」
 女中頭のソフィーの口から、ルーファスの母親が、彼が子供の頃に亡くなっているという話は、セラも聞かされていたが、ルーファスの口から直接、母親の、両親に関する話を聞いたことは、今まで一度もなかった。
 彼の母親が、すでに亡くなっているということさえ、ルーファス本人からではなく、ソフィーから聞かされたくらいだ。
 何か深い事情があるのだろうと思って、今まで、それについて尋ねたことはなかったが、今のスティーブの話を聞いて、少し、その理由がわかった気がする。
 幼い子供にとって、母親を亡くすというのは、辛すぎることだろう。その喪失の痛みや、胸に出来た空洞は、セラも母親を亡くしているから、よく理解できる。
 それが、辛い記憶であればあるほど、なかなか言葉にすることは出来ない。……たぶん、ルーファスもそうなのだろう。
「……先代の奥方様は、どんな御方だったの?ルーファスとお母様は、仲が良かった?」
 それは、セラとしては何気なくした問いかけだった。
 亡くなったルーファスの母親について、詳しく知りたいというよりは、ただ話題に出たからという程度の。
 普段のセラならば、執事のスティーブの声の裏にふくまれた、どこか暗いものを感じ取っただろう。しかし、今の彼女には、そこまでの余裕はなかった。
 ――先代の奥方様は、どんな御方だったの?ルーファスはお母様と、仲が良かった?
 問われたスティーブは、両手に銀のトレーを持ったまま、うつむき気味に目を伏せると、淡々とした声で語る。
「先代の奥方様は……美しい、それはそれは美しい方でございました。闇のような黒髪に、蒼い瞳の……旦那様と、ルーファス坊っちゃまと同じ……」
 喋りながら、老執事は過ぎ去った昔の記憶を、先代の妻、ルーファスの母親のことを思い出す。
 美しい、本当に美しい人だった。
 息子であるルーファスと同じ、闇のような黒髪と、蒼い瞳の……
 異国から嫁いできた時は、まだ十六歳、ルーファスを生んだ時ですら十八になるかならないか、母親というより、まだ少女のようであった。
 ……可哀想な方だった。
 容姿も心も、まるで硝子のように壊れやすく、繊細で、そして、心を壊してしまった方だった。
「旦那様……ルーファス坊っちゃまと母君は、仲が良いとか悪いとか、そういう問題ではございませんでした。旦那様がお生まれになった時、奥方様はすでに、心を病んでおられましたから……」
 スティーブがそう続けると、寝台の上で青白い顔をしたセラは「え……?」と、驚いたような、呆然とした顔をする。
「……え?」
「……」
 執事、スティーブはそれ以上、何も語ることなく、沈黙した。
 彼が知る限り、旦那様――ルーファスは、母親に一度として名前を呼ばれることも、母親の腕に抱かれることも、また息子として愛されることもなかった。
「……今、私が奥方様にお話できるのは、ここまでございます」
 スティーブはそう言って、己が話せるのはここまでであると、やや強引に、だが、静かな声で、その話を打ち切った。
 少々、喋りすぎてしまったと、執事は後悔する。
 旦那様であるルーファスが話していないことを、ただの執事である自分が奥方様に話すなど、出過ぎた真似だ。
 これ以上、余計なことをしてはいけない。
 そう考えたスティーブは、セラの枕元のベルを指し示し、
「……それでは、失礼いたします。奥方様。もし、何か御用がございましたら、お手元のベルを鳴らしてくださいませ」
と、言うと、一礼し、銀のトレーを片手に、扉のノブに手をかけた。
「あ……」
 セラは、立ち去ろうとする執事の背中に、何か言おうかとも思ったが、結局、何も言えなかった。
「――おやすみなさいませ」
 その執事の声を最後に、バタン、と部屋の扉は閉められ、そして、すぐに静かになった。


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