女王の商人

モドル | ススム | モクジ

  海賊と商人 8−9  

「お前は、そっちの奴を倒せ!そら、いっせいに襲い掛かるんだ!」
 招かれざる客、人相の悪いならず者が、そう荒々しく叫んだことで、静寂に包まれていた洞窟は、一気に騒乱の坩堝とかした。 
 数人、逃げ出したシアの背姿を、追いかけていっただろうか。
 それでも、なお暗い洞窟に留まった十人程の男たちは、アレクシスとディークをぐるりと威圧するように取り囲んで、じりじりと距離を詰めて行く。
 誰かに雇われたのだろう、おのおの武器を構えたならず者たちは、今にもアレクシス達に襲いかかろうと、舌なめずりをしているようだった。
 ひとりの持つ松明の炎が、洞窟の壁を煌々と照らし出し、男たちの半身に影を落とす。
 短剣が、炎の揺らめきを反射し、ギラリと物騒な耀きを放つ。
 ディークとアレクシスは隙を見せぬよう、背中合わせに立って、取り囲む男たちと正面から対峙している。
 片や、王剣の騎士と呼ばれるアレクシスはともかく、戦う力があるのか怪しい商人の男、味方もおらず、たった二人のみ。
 襲い掛かってくるのは、ナイフだの棍棒だのを手にした、わらわらと沸いてきた男たち。改めて、説明するまでもなく、危機的な状況と言っていい。洞窟の奥深く、悲鳴を上げたところで、助けにくる誰かのあてもなく、救援も望めない。
 自分たちのことを囮にしてまで、必死に逃がした少女の事も無論、忘れるはずもないが、今、この瞬間、彼らの命も最早、風前の灯火と言っていい。
 それにも関わらず、アレクシスは寄せ集めの烏合の衆とは、明らかに違う、洗練された動きで剣を構え、ディークはポケットに両手を突っ込んで、憎たらしいまでのふてぶてしさで、自分を取り囲んだ男たちを見回す。
 静かながら気迫のこもった騎士の表情と、こんな状況だと言うのに、余裕をただよわせたディークの得体の知れなさに、襲いかかろうとして男たちが、一瞬、怯む素振りを見せた。狼狽が伝わり、どよ……っ、とどよめきが起きる。
 先程、仲間がいとも容易く地に沈められたことも、少なからず影響しているのだろう。
 追い詰めた側と、追い詰められた側、狩る側と狩られる側であるはずなのに、この微塵も怯えのない態度は一体、何なのだろう。底知れない何かが、ならず者たちの胸に不安をよぎらせた。
「しっかりしろ。剣を持っている奴さえ殺っちまえば、後はこっちのもんだ」「武器さえ奪えば、なぶり殺しだ」等々、そんな囁きが、そこかしこで交わされる。されど、男たちの度胸のなさを、ディークがふん、と鼻で笑い、アレクシスがその漆黒の双眸を向けただけで、しんと静まり返る。
「……」
 不気味な沈黙が、その場を支配する。
 一瞬にも、永劫のようにも思えるそれの中、亜麻色の髪の青年は、ふ、と口元をやわらげた。
 おどけるように肩をすくめ、その唇が紡ぐのは、例のごとく軽口だ。
 このタイミングで無駄口を叩ける神経は、ある意味、尊敬に値する。
「ああ、やだやだ。どうせ危機的な状況に陥るなら、君なんかじゃなくて、美しい女性とが良かったな。役得がないし、張り切り甲斐がない」
 拗ねたように、唇をとがらせるディークに、背中を預けたアレクシスは痛む眉間を押さえた。
 なんというか、頭が痛い。
 そんな場合かと怒鳴りたいが、この際、仲間割れしている状況ではないのも確かだった。
「美しい女性と言われましても、さっき率先して、シアを逃がしたのは貴方でしょう。ディーク殿」
「違う、違う。ああいう珍獣みたいな子じゃなくて、助け甲斐のあるような、色気のある美人のことさ。わかんないかなぁ、一夜の報酬なんて、男のロマンだと思うんだけど」
 シアが耳にすれば、真っ赤になって、烈火の如く怒り狂いそうなそれを、さらりとうそぶいて、ディークは茶目っ気たっぷりに、片目をつぶる。
 この羨ましい程の楽天家ぶりを、なんと評するべきかアレクシスは図りかねたが、結局、首を横に振るのが精一杯だった。
 知り合ってからいくらも経っていないのはおいておくとしても、このディーク=ルーツという男の、商人としての実力も、いかなる状況でも折れない精神力も、人を惹きつけずにおれない魅力も、すでに承知している。しかし、それでもなお、己とは生涯、相容れそうもない思考だと、アレクシスは強く思った。
「……残念ながら、俺には理解できかねます」
「堅物だねー。朴念仁だねー。まったく、面白くないねー。それが、騎士道ってやつなの?」
 ディークの嫌味に、気勢をそがれた様子もなく、アレクシスは剣を握る手に力をこめる。いえ、と短く否定の言を吐く。
 騎士としての自分ならば、己が剣で守れるものは、例え我が身を犠牲にしても、全て守りたいと願うだろう。それが、ハイラインの名を継ぐ者としての義務であり、アレクシスの理想とする騎士の姿でもあるからだ。しかし、ただ一人の男として言うならば、守りたいのは、いかなる危機からも守り抜きたいのは、たった一人――
 黒髪の青年は面を上げ、己を取り囲むならず者たちを、正面から見据えた。
 昔なら、誰かを守って死ぬなら、後悔などなかった。でも、今は違う。今は。
 生きて戻ってこなきゃ、承知しないから!絶対に、そう信じているだろう銀髪の少女の、しかめっ面が脳裏に浮かんで、己に、生きるための、生き残るための力を与えてくれる。
「騎士であることとは、関係ありません。ただ、俺達が生きて帰らねば、シアが泣くでしょう……?俺は唯、それが許せないだけです」
 迷いなく言い切ったアレクシスに、ディークがつまらなそうな顔をする。恋人でもないのに、大した自信だね、と揶揄めいた口調で言った商人は、堅物な騎士に「無論、貴方もですよ。ディーク殿」と真顔で返されたことで、らしくもなく鼻白んだ。
 これだから、天然って奴は……という愚痴は、音になることはない。
 じりじりと距離を詰めていた男の一人が、ごうごうと燃え盛る松明を、投げつけてきた。洞窟の暗闇に、赤い火花が散った。
「おおっと」
 ディークは二歩、三歩、たたらを踏んで、それを避ける。それが、合図だったように、わっとならず者たちが獣じみた咆哮をあげながら、アレクシス達に襲い掛かってくる。
 短剣がマントを切り裂いて、頭上を棍棒が横切った。
「頼むから、先に倒れないで欲しいな。その剣が、飾りじゃないならね」
「そちらこそ。俺が庇うにも、限界がありますから」
 ――背中合わせの、憎まれ口というべきそれが、心強いのは何故だろう。
 頼まれても、絶対に、撤回しようとは思わないが。
「ウオォ――――!」
 一度、生き残ってみせる覚悟を決めたアレクシスの動きは、流れるように無駄がなく、しかも速かった。
 斬りかかってきた男に、当て身を食らわせると、崩れ落ちた敵の身体、その反動を利用して、躊躇した相手の一瞬の隙をついて、得物を奪い取る。
 背後から、遅いかかってきた敵の腹に、肘を打ち込んで、逆から来たひとりを剣の鞘で殴り倒す。
 再度、正面から、斬りかかってきた相手には、騎士としての礼儀で刃を撃ち合わせ、ほどなく叩き落とした。
 正規の訓練を受けていないならず者とはいえ、自分と劣らぬ体形の男たちを、一度に数人相手取りながら、アレクシスが遅れを取ることは、一度としてなかった。
 計算し尽くしたような無駄のない動きは、あたかも舞うような優雅ささえあり、同士討ちを誘い、難なく倒す様は、爽快でさえある。
 死者を出すまでもないと、華麗な剣捌きで、次々と敵を沈めていく黒髪の騎士の姿は、最強の剣士、在りし日、王剣ハイラインと憧憬を集めた、伯爵家の本来の姿であると言えた。
 久方ぶりに、王剣の騎士としての力を存分に発揮するアレクシスの背後では、ディークもまた商人とは思えぬ、なかなかの戦いぶりを見せていた。
 背中を預けた騎士のように剣を振るうことこそないが、飛び掛かってきた相手を、ひょい、と軽やかにかわし、まるで、ステップを踏むようなそれで、二度、三度、迫りくるそれを避け続ける。
 両側から襲い来る拳を、身を屈めることで避け、空を切らせる。
 東方仕込みの武術だろうか。虚をつかれた相手の胸ぐらを掴むと、高く投げ飛ばすような動作をした。
 戦いの最中、アレクシスがちら、とディークの側に目線を投げると、大きな傷を負っていない様子に安堵する。
 見た目には、ひょろりとした優男といった風情ながら、予想外に腕が立つ。
 庇いながらの戦いも覚悟していたアレクシスだったが、どうやら杞憂だったようだ。
 しかし……、とアレクシスは眉をひそめる。
 (倒しても、倒しても、数が多いな。このまま戦い続ければ、消耗するのはこちらだ)
 日頃の鍛練の賜物で、洞窟の中であっても、普段と変わらず動ける己はともかく、たった一人の味方ともいうべきディークのことを、アレクシスは案じた。
 戦闘が長引くに連れて、救援を呼びに行ったシアへの心配も募る。
 じりじりと焦りが、忍び寄ってくる。
「あ――っ、キリがない。騎士殿!」
 焦りは、同じものだっただろう。
 ディークは目で合図を送ると、前に立ちふさがった男を蹴り飛ばし、洞窟の入り口に向かって、駆け出した。
 あたかも迷路のような洞窟。武器がわりに燭台を投げつけ、灯りのない中、目印としてばらまいた蛍光石が頼りで、進むべき道を示してくれる。
 アレクシスも心得たとばかりにうなずくと、前を駆けるディークの背中を追いかけた。
 ぬかるんだ岩場に足を取られそうになりながら、太陽の光の差す出口を求めて、ひたすら足を動かす。
 背後から、追ってくる足音と、前から波の音が近づいてくる。
 ようやく光のあたる場所に出たディークは、その勢いで洞窟から飛び出すと、追ってくる奴らをまくようにジグザグに駆けた。
 かなり速かったが、ひとりが追いつく。
 並ぶ。
 再び、抜き返す。
 伸ばされた手が、空を切った。
 そんな駆け引きにも似たものを夢中で繰り広げているうちに、気がつけば、ディークは断崖絶壁へと追い詰められていた。
 切り立った断崖の下には、海がいまかいまかと大口を開け、岩にぶちあたった波が白い飛沫をあげている。
 思わず、気が遠くなるような、卒倒しそうな眺めだった。
 崖っぷちに追い込まれて、さしものディークも顔色を変えた。
 敵は、まだ四人、残っている。
 視界の端で、アレクシスがナイフを払い落とすのが、やたら、ゆっくりとした速度のように錯覚を抱く。
 崖の際から足を滑らした瞬間、その緑眼に映る全てが、動きをなくしたように、ゆっくりと感じた。
 ああ、死ぬのか、らしくもなく諦めそうになる自分に、ディークの唇が歪んだ。
 最期はあっけなかったな、と失笑に似た表情を浮かべながら、ディークの身体が傾く。
 もう少しで海に落ちる寸前、力強い腕が伸ばされた。
 断崖から落ちかけた自分の腕を掴んで、無理矢理、陸に引き寄せる、アレクシスの必死の形相に、ディークは目を見開いた。
「く……っ!」
 騎士は顔をしかめ、額に脂汗を浮かべつつ、きつく歯を食いしばった。
 崖から落ちかけたディークの身体を、片腕一本で支える、アレクシスもかなり辛そうだった。
 いくら鍛え上げていても、自分とそう体格の変わらぬ男を支えるのは、楽ではない。
 ぱら、と足元が崩れかけたことで、ディークはアレクシスを睨んだ。
 助けようという心意気はともかく、このままでは、二人揃って海の藻屑だ。
 好きでもない男と、こんな場所で心中する趣味はない、と毒づく。
「……離しなよ。一緒にドボンなんて、洒落にならない」
 ディークの言葉に、掴んだ腕の力が強くなる。
 離さない、と騎士の必死の形相が、真っ直ぐな眼差しが、そう言っていた。
「く……う……」
 アレクシスは渾身の力を込めて、ディークの身体を、崖の際から引き上げる。
 その背後に、先ほど気絶したはずの敵が、足音もなく忍び寄った。
 不穏な気配に気づいて、アレクシスが弾かれたように、振り返る。残忍な笑みを浮かべた敵が、その背を突き飛ばそうとした時だった。
「―――危ないっ!」
 響いたのは、よく知った声だった。
 木の向こうから、こちらに向かって、シアが声を張り上げている。
 どこかで転んだのか、裾は泥にまみれていたし、顔はすり傷だらけだった。
 それでも、アレクシスの目に、少女の姿は凛々しく、また、いつになく輝いているようだった。決して、逸らされることのない青い瞳が、どれほど騎士の心を震わすのか、彼女は自覚していないだろう。
 ぐっ、と傷だらけの頬をぬぐって、シアは走り出す。
 アレクシスとディークに向かって、脇目もふらず、ただ真っ直ぐに。
 そんな少女の後ろに続くのは、異国の民である商人たち。
 本来、無関係であろう、チャンレイの商人たちが、助けられた恩を返そうとでもするように、シアと共に行動していた。
 極彩色の衣が、夕焼けを受け、きらきらと目に眩しい。
 自分たちの意思で、力を貸してくれたのだろう。
 彼らの顔つきに、迷いはなかった。
「シア……」
 アレクシス、ディー兄、無事ー?助けを呼んできたわよー!そう叫ぶシアに、アレクシスはくしゃりと顔を歪めた。
 胸に、あたたかいものが去来した。
 ああ、まったく、守ると見栄を張ったくせに、こんな風に助けられるなんて、立場が逆ではないか。だが、あの少女ならばと、なんとなく納得してしまう。
 チャンレイの商人たちに挟まれながら、小柄な少女は、誰よりも頼もしく感じられた。
「はー、間一髪か……心臓に悪いよ」
 ぱんぱんと上着を叩きながら、ディークがぼやく。
 飄々とした声音は、されど、安堵めいたものが混じっていた。
「ええ」
 アレクシスがゆるり、様々な想いをこめて、うなずいた。
 救援が駆けつけたことで、恐れをなしてだろう。
 気がつけば、ただ金銭で雇われただけの荒くれ者たちは、ちりぢりになって逃げ出していた。


「そういえばさぁ……」
 場所は変わって、エメスディアの宿屋の一室。
 間一髪のところ、助かったアレクシスとディークは傷の手当てをし、休息を取っていた。
 寝台に腰掛け、手持ちぶさたに包帯をいじくったディークは、何気ない風を装い、アレクシスに話しかける。
「何でしょうか?ディーク殿」
 片手で手際よく包帯を巻いたアレクシスは、首を傾げ、そう応ずる。
 命の恩人だというのに、恩に着せるそぶりもない、騎士の態度に、なんとなく敗北感じみたものを覚えつつ、ため息を吐いたディークは続けた。
「何で、あの時、僕の手を離さなかったのさ?危うく、一緒に断崖から落ちるところだったっていうのに……」
 こういっちゃなんだけど、とディークは自嘲するように、口角をあげる。
 ――僕は君にとって、優しい人間じゃないでしょう。騎士殿、僕は君のことが気に食わないし、君だっておんなじだろう。
 命懸けで助けてもらっておきながら、随分と恩知らずなことだと思いつつも、それがディークの偽らざる気持ちだった。
 アレクシスは二度と三度、怪訝そうに目を瞬かせ、亜麻色の髪の青年を、正面から見据えると、穏やかな口ぶりで答えた。何故、そんな当然のことを尋ねるのだと、そう言いたげに。
「大したことではありません。ただ、勝手に身体が動いただけです」
「いいや、そういう偽善的な答えが聞きたいわけじゃないんだよ」
 いっそ清々しい程、キッパリと言い切ったディークに、アレクシスは微苦笑した。
 軽く目を伏せ、ついで面を上げ、騎士は再度、唇を開く。
「貴方が、シアにとって、大切な人だからですよ」
 ――好きな人間の大切なものを守りたいと願うのは、自然なことだろう、と。
 気負わず、飾り気のない口調こそが、彼にとっての真実であると教えてくれる。
「……俺にとって、守るというのは、そういうことです」
 寝台に片膝を立てたディークは、淡々と語るアレクシスを、はっ、と小馬鹿にするように笑う。
 例え、自分とそりが合わぬ相手でも、大事な者が望むなら、命を懸けるというのだろうか。もしかしたら、恋敵かもしれない男を。
 そんなお人好し、見たことも、聞いたこともない。
 思わず、本音が口をつく。
「はっ……君、馬鹿じゃないの?」
 嫌味混じりのディークの言い様にも、アレクシスは軽く肩をすくめ、穏やかに目を細めた。
「そうかもしれませんね」
「自覚があるだけ、重症だね」
 呆れて、物も言えないとはこのことだ。
 ディークは、やれやれと首を回し、宿屋の天井を仰いだ。
 廊下から、パタパタ、と靴の音がした。
 バーンっ!と勢いよく扉を開いた、その正体は、考えるまでもない。
「ディー兄、アレクシス……!平気?傷の手当ては済んだ?」
 そう喋りながら、チャンレイの商人と別れたシアが、部屋に飛び込んでくる。
 寝台に腰掛けたアレクシスとディークの、包帯を巻いた腕や足に、一瞬、きゅっ、と辛そうに眉を寄せ、ずんずんと力強い足取りで、歩み寄ってくる。
 見舞いのつもりだろうか。
 シアの手には、林檎の入った籠が握られている。
 元気な少女の姿に、安堵したように口元を緩め、優しい眼差しを注ぐアレクシスと、そんな青年の真摯な表情に、頬を染めたシアを見て、ディークはふん、と口をへの字に曲げる。
 勝手に二人の世界に入られては、面白くない。
 大切な愛娘を、どこの馬の骨ともしれない男に、横からかっさらわれたような、何とも複雑な心境だった。
 いつかは来る日だと覚悟していても、それが現実となると、面白くない。
 あーあ、心中で愚痴りながら、同時に仕方ないかとも思いつつも、ディークはシアの持つ籠の中身に手を伸ばす。
「あ―――っ!ディー兄!」
 この魔王……っ、と非難の声を上げるシアを尻目に、ディークはむしゃむしゃ、と涼しい顔で林檎をかじる。
 アレクシスはといえば、きょとんと不思議そうな目をしていた。
 ――赤ん坊の時から、大事に大事に見守ってきた存在を、脇からかっさらわれるんだ。これぐらいの嫌がらせは、許されてしかるべきだろう?
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